大変で退屈な荷解きを楽しくするには?

住まいの問題を解決  |

引越しの際にはさまざまな手続きや作業があります。その中でも時間がかかる上に大変、さらに退屈なのが荷造りと荷解きです。特に時間がかかるのは荷解きです。それには理由があります。

荷造りをする際は、たいてい時間に追われており、もし荷造りが終わらなかったら引越しそのものができなくなる可能性があります。

せっかく時間を割いて業者との都合をつけている以上、自分のミスで引越しができなくなっては困る上に、来てくれた引越し業者にも多くの迷惑が掛かってしまいます。そのため、多くの人は「荷造りって面倒くさいな…」と思いながらもなんとか引越し当日までに荷造りを終えます。また、荷造りの際にいらないものを捨てる「断捨離」を行う人もいるため、荷造りにはなにも楽しみがないかといわれるとそうではありません。

ところが、荷解きとなるとすでに引越しは終わっており、もし荷解きをしなかった場合、困るのは自分だけという気のゆるみがあります。そのため、特に一人暮らしの場合は引越してから1年が経つのに、いまだに引越した時の段ボールが部屋に残っている…ということもあります。

しかし荷解きをしないと、さまざまなデメリットがあります。デメリットを確認したうえで、大変で退屈な荷解きを楽しく行う方法をご紹介します。

荷解きをしないデメリット

1.部屋が片付かない

もっとも大きなデメリットは、いつまでも部屋が片付かないことです。「箱の中に入ってるんだから、片付いてるといえるのでは?」と思うかもしれませんが、それは大きな誤解です。

物があるべき場所になければ、それは片付いているとは言えません。ただ単に「物をどこかにしまった」というだけです。物があるべき場所にないと、使うたびに探したり、取り出したりする手間がかかります。それが毎日使うものであれば毎日無駄な時間を過ごしてしまうことは言うまでもありません。

引越したらできるだけ早く荷解きをし、早く普段の生活に戻れるようにする必要があります。そうでなければいつまでも、物がどこにあるのかわからない部屋になってしまいます。せっかく引越して心機一転したのですから、部屋はきれいに片づけて、過ごしやすい空間にしましょう。

2.カビなどの原因になることも

段ボール箱は水分やホコリを吸い寄せる性質があります。それが室温の快適な環境下にあるとカビの原因となります。カビは見た目が悪いだけではなく、アレルギー症状を引き起こすなど、健康に大きな悪影響を与えてしまいます。さらに、段ボール箱のノリを餌にして、害虫がわくリスクがあります。

せっかくの新居に招かれざる客を招待しないためにも、素早く荷解きを終わらせて、段ボール箱を廃棄することが重要です。

荷解きを楽しく行う工夫

1.音楽をかける

音楽は人の心に大きな影響を与えることはさまざまな研究からわかっています。自分の好きな音楽をかけながら、楽しく荷解きをしてしまいましょう。

おすすめはアップテンポな曲です。アップテンポな曲は人を焦らせる効果があるため、「早くやらないと!」という気持ちにさせます。

とはいえ音楽をかける時は近所迷惑にならないよう、音量にはよく気をつけましょう。特に今まで一戸建てにしか住んだことのない人からすると、集合住宅の音の響き方は未知のものとも言えます。イヤホン等を用いて、音もれしないように気をつけましょう。

2.デザイン段ボールを使う

引越し業者によってはおしゃれなデザイン段ボールをサービスで渡していることがあります。それらのデザイン段ボールが部屋の隅で無残にカビていく様はみたくありませんよね。

京都・大阪を中心に全国展開をしている激安引越し業者の人力引越社では、京都らしいかわいらしいデザイン段ボールを17種類用意しています。どのデザインが届くかは契約してからのお楽しみですが、いずれのデザインもとてもキュートで、退屈な引越し作業も楽しくなること間違いなしです。

引越しには荷解きのほかにもさまざまな面倒な作業が待っています。ひとつひとつの作業にかかる負担を減らして、少しでも楽に引越しができるよう工夫をしましょう。

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